2021年 11月 21日

小児リンパ腫

小児のリンパ腫:診断と治療

リンパ腫は小児がんで4番目に多い病気です。成人のリンパ腫と似ているところもあれば、違うところもあります。診断や治療の進歩によって、今では約90%の患者さんが治癒しますが、晩期合併症や、依然として予後の厳しい再発・難治の患者さんに対する新規治療開発など、課題もあります。本セミナーでは、そんな小児リンパ腫の診断と治療についてお話しいたします。

講演者:富澤 大輔
司会:多和田 奈津子
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富澤 大輔
とみざわ だいすけ
国立成育医療研究センター 小児がんセンター 診療部長
1974年群馬県生まれ。東京医科歯科大学などの勤務を経て2014年に国立成育医療研究センター小児がんセンター血液腫瘍科診療部長に就任しました。「すべての小児がん患者さんに明るい未来を!!」をモットーに、小児患者さんの白血病やリンパ腫の診療に従事しています。難治性血液がんのより良い治療法の開発を目指して、多施設共同臨床研究にも取り組んでいます。