慢性骨髄性白血病は、2001年にグリベック、さらに第二世代、第三世代の特効薬が利用できるようになり、ほとんどの患者さんが健常者と同じ生命予後となった。さらに一部の患者さんでは、薬を中止しても再発しないことも分かった。しかし長期服用による副作用、薬が高額であることや妊娠・出産などの問題も残されている。