2021年 11月 21日

慢性骨髄性白血病

慢性骨髄性白血病は、治る病気になった!

慢性骨髄性白血病は、2001年にグリベック、さらに第二世代、第三世代の特効薬が利用できるようになり、ほとんどの患者さんが健常者と同じ生命予後となった。さらに一部の患者さんでは、薬を中止しても再発しないことも分かった。しかし長期服用による副作用、薬が高額であることや妊娠・出産などの問題も残されている。

講演者:木村 晋也
司会:大谷 貴子
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木村 晋也
きむら しんや
佐賀大学医学部内科学講座 血液・呼吸器・腫瘍内科 教授
1986年自治医科大学卒業。2年間の初期研修の後、8年間へき地医療に従事。その後、オーストラリア、ドイツでの留学を経て、2002年京都大学医学附属病院輸血細胞治療部助教。2009年から佐賀大学医学部 血液・呼吸器・腫瘍内科教授。新規のメチル化阻害剤など、多くの薬の開発に携わっています。趣味は、サックスと釣りです。