2021年 11月 21日

小児の急性リンパ性白血病

よりよい治癒を目指して

小児急性リンパ性白血病の治療は急速に進歩し、現在では約90%の患者さんが完治している。今後は治癒率をさらに高めるとともに、治療に伴う短期・長期の合併症を軽減し、よりよい治癒を目指したい。

講演者:康 勝好
司会:古賀 真美
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康 勝好
こう かつよし
埼玉県立小児医療センター 血液・腫瘍科 科長兼小児がんセンター長
1992年東京大学医学部卒業、同大学小児科入局。茅ヶ崎市立病院で一般小児科の研修を終 えたのち、神奈川県立こども医療センター血液科、埼玉県立小児医療センターで小児血液 腫瘍の臨床に携わる。東京大学小児科を経て2009年埼玉県立小児医療センターに血液腫瘍科科長として再度赴任した。2021年からは小児がんセンター長も兼務している。専門は小児急性リンパ性白血病(ALL)の臨床研究で、日本小児がん研究グループ(JCCG)と成人白血病治療共同研究機構(JALSG)の共同臨床試験ALL-B19の研究代表者を務めている。趣味は読書とワイン。