2021年 11月 21日

急性骨髄性白血病(AML)

これからのAML治療

AMLは高齢者に多く治療毒性や有効性などの課題により強力な化学療法を施行しても長期生存が困難であった。近年、新規分子標的薬剤の開発、保険収載により光明が見えつつある。講演ではこれからのAML治療の展望を述べたいと思います。

講演者:水田 秀一
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水田 秀一
みずた しゅういち
金沢医科大学血液免疫内科 教授
東京都立駒込病院輸血科を経て名古屋大学第一内科にて学位取得。安城更生病院血液内科総括部長としてひたすら臨床に没頭した後に平成15年から藤田保健衛生大学血液内科に赴任。平成30年1月から金沢医科大学血液免疫内科教授。研究テーマは患者さんの年齢や社会的背景、臨床所見、腫瘍細胞における遺伝子発現、患者さん自身の薬剤代謝の遺伝子的背景等を考慮した治療におけるオーダーメード化です。