移植医療の未来

神奈川県立がんセンターの金森平和先生と、骨髄バンク設立運動に尽力された大谷貴子さんに、移植治療の未来について対談していただきました。

講演者

金森 平和 先生

神奈川県立がんセンター 病院長
1982年弘前大学医学部卒。 30年以上、白血病の化学療法や造血幹細胞 移植に関わってきた。現在、骨髄バンク理事も務めている。キャンサーネットジャパンと神奈川県との協働事業「START TO BE」の総合監修も行う。

大谷 貴子

日本骨髄バンク評議員
1961年大阪市生まれ。25歳、千葉大学大学院在学中に慢性骨髄性白血病と診断される。27歳、名古屋大学病院で母親がドナーとなって骨髄移植を受ける。闘病中から骨髄バンク設立運動に参加。日本で初の民間骨髄バンク「東海骨髄バンク」設立に関与。その後も、日本骨髄バンクのボランティア活動とともに多くの白血病患者の相談に乗る毎日である。