2021年 11月 21日

リンパ腫の新しい治療

期待される新規治療の効果とその副作用

リンパ腫に対してBTK阻害薬、EZH2阻害薬などの分子標的薬やCAR-T細胞療法などが新たに承認されました。この他、二重特異性抗体など免疫に作用する治療が開発されていて、今後、リンパ腫に対する治療選択肢に加わることが期待されます。これらがどのような治療か?どの病型に対して効果が期待されるのか?副作用は?分かりやすく解説します。

講演者:伊豆津 宏二
izutsu
伊豆津 宏二
いづつ こうじ
国立がん研究センター中央病院血液腫瘍科長
東京大学医学部附属病院、NTT東日本関東病院、虎の門病院を経て、2017年より国立がん研究センター中央病院・血液腫瘍科でリンパ腫をはじめとする血液がんの診療を担当しています。「標準的治療」を行うとともに、臨床試験・治験などを通じて新しい治療が患者さんにはやく届けられるように心がけています。