慢性骨髄性白血病(CML)

慢性骨髄性白血病は治る?!

慢性骨髄性白血病はイマチニブをはじめとするチミジンキナーゼ阻害剤(TKI)が使用可能となり、造血幹細胞移植が必要な場合は極めてまれになっています。TKIは生涯にわたり内服が必要とされていましたが、良い治療効果が持続すれば内服中止も可能となっています。TKIの治療効果、副作用について講演します。

講演者

藤巻 克通 先生

藤沢市民病院 血液内科主任部長
1990年に山口大学医学部を卒業。藤沢市民病院で2年間の研修の後、横浜市立大学大学院を卒業。神奈川県立がんセンターと横浜市大附属病院で9年間、骨髄移植治療に明け暮れる。2007年より藤沢市民病院に戻り現在は血液内科の主任部長。JALSGのCMLプロトコール作成委員。座右の銘は“世に生を得るは ことを為すためにあり”